先日は、とあるカメラショップについてお話しましたが
今回はカメラに関するお話です。
本日のテーマはブロニカです。
ネットとかで拾ってくるお話ですので、偏ったソースが元になりますが
個人的な戯言なので良しとしましょう。
バケペンが高騰している件は以前どこかで書いた気がしますがブロニカもそれなりに人気の様です。
私がブロニカを始めたころは『ぶれにか』『ボロニカ』『便座ぼろにか』と揶揄する人々が大勢いました。
重い・ぶれる・うるさい・壊れる、ハッセル買えない貧乏人共 さんざんでした。
そのほとんどの人は実際にブロニカを使った事さえない人々だったのでしょう。
要するにハッセルを持っている人が、自分の機材を自慢する為に、ブロニカを引き合いに出して蔑んでいるケースと。
どうせなら高いカメラを売りつけたいショップの口上を鵜呑みにした人だったのでしょう。
『どうせブロニカなんて買ったて、そのうちハッセルに買い替える事になるのだから無駄ですよ』
『それなら最初からハッセル買いなさい』とね。
最近そんな話はとんと聞かなくなった。その当時ハッセル買ってブロニカを揶揄していた人々は
とっくに銀塩機に見切りをつけて、デジ方面に行ってしまいました。
今、銀塩機のメインユーザーはデジから入ったり、写るんですやらチェキとかから入った
女子カメユーザーを始めとする若い世代です。
問題の世代とは隔絶されて、悪い影響は及んでいない模様。
最近ブロニカを意識的に使わないようにしていますが、別に嫌いになった訳ではないのです。
ここ20年ぐらいブロニカばっかり使ってきましたが、フィルム環境の劇的な衰退で
今使わないと本当に使えなくなる危機感を感じ
いままで近寄らなかったビクターさんのカメラを主に使っています。
ビクターさんを使っていると、20年程前にブロニカを揶揄していた人の気持ちも何となく理解できるようになりました。
確かにビクターさんはいいカメラです、自慢したくもなるのでしょう。
ですが、そんなに絶対的な優位性は感じられませんね。
HASSELBLAD 500C/M